2010年8月3日火曜日

世界遺産とユネスコ

世界遺産条約は、1972年のユネスコ総会で採択されました。
(世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)
この条約に基づいて登録されるのが世界遺産となります。

そのユネスコ(UNESCO)というのは、
United Nations Educational, Scientific and Cultural Oganization
の頭文字をとったもので、国際連合教育科学文化機関のことです。

ユネスコは、国連の経済社会理事会の下におかれた専門機関で、
教育、科学、文化の発展と推進を目的として設立され、
フランスのパリに本部が置かれています。

ユネスコは、その活動における目標として以下を挙げています。
・万人のための基礎教育
・文化の多様性の保護および文明間対話の促進

万人のための基礎教育については、
識字率の向上や義務教育の普及のための活動が行われます。
一方、文化の多様性の保護および文明間対話の促進については、
世界文化遺産に関する活動が行われているのです。